J.フロントリテイリング(本社・東京都中央区)のグループ会社、J.フロント都市開発(同・同都渋谷区)が運営している「札幌ゼロゲート」(札幌市中央区南2条西3丁目15-1)が、2026年7月31日に再始動する。国内最大面積の「リーバイスストア」の新規出店に加え、100円ショップ「Can★Do」が復活出店、テナント閉店からほぼ8ヵ月ぶりに駅前通に賑わいが戻る。
(写真は、2026年7月31日に「リーバイスストア」と「Can★Do」がオープンして再始動する「札幌ゼロゲート」)
「札幌ゼロゲート」は、「マルサ2」などが入っていた建物跡に、2016年2月に竣工した4階建て(地下2階と1~4階、地下1階はない)の商業ビル。「マルサ2」時代から一体化していた札幌信用金庫(現北海道信用金庫)の本店の建て替えに合わせて一体的に整備され、区分所有の形でJ.フロントリテイリンググループのパルコ(本社・東京都豊島区)が所有している。
開業当初は、ファストファッションの「フォーエバー21」が出店したが、「フォーエバー21」の米国本社の破産により3年強で閉店。続いて出店した免税品販売の「ラオックス札幌本店」もコロナ禍でインバウンドが激減したことを受け、2020年2月末から休業に入り、復活せずに閉店。
2021年4月からは2~3階に「Can★Do札幌大通店」、地下2階と1階に「au Style SAPPORO」、4階には「あおばクリニック札幌院」と「プライスコンタクト札幌」が入り、全館が埋まった。ところが、「Can★Do」と「au Style SAPPORO」は、2025年12月から2026年1月にかけて閉店。J.フロント都市開発は、4階の2店舗のみの営業を続け、他の階はリニューアル工事に入った。
そしてきょう2026年7月31日、地下2階と1階にリーバイス・ストラウスジャパン(本社・東京都渋谷区)が国内最大面積の「リーバイスストア札幌ZERO GATE」、2階にキャンドゥ(同・同都新宿区)が「Can★Do札幌大通店」をそれぞれオープンさせる。「リーバイスストア」は、北海道初となるリーバイステーラーショップを設け、リーバイス製品のカスタマイズ、リペア、オルタネーション(寸法直しなど)のサービスを提供する。
「Can★Do」は、以前よりも面積は減るが、復活出店となる。これによってJR札幌駅からススキノまで、中心部の再開発などによってに店舗がなくなっていた「Can★Do」が店舗を構えるこになり、地域の100均需要に応える体制を敷く。「札幌ゼロゲート」は、「札幌パルコ」の南隣で駅前通に面し、立地環境は良い。そうした好条件の中にあって、テナントリーシングでは不運が続いた。開業10年目の再始動で、低層商業ビルの魅力発信にあらためてトライすることになる。






